4年生
11月9日(火)、4年生は総合的な学習の時間で、松山市社会福祉協議会 地域福祉活動指導員の森畑裕子さんと交流しました。森畑さんは目が不自由で、盲導犬と一緒に生活をされています。交流では、はじめに普段の生活やお仕事についてのお話をいただきました。
その後は、自分たちも実際に手で視界を狭めることで、森畑さんがどのように見えているかを体験したり、数名の児童が森畑さんの歩行補助を行ったりしました。児童は、人間の言葉を理解して働く盲導犬に興味津々でした。
森畑さんにとって盲導犬(補助犬)は体の一部であり、補助犬に対する社会の理解がより広まることを願って活動をされています。
「紙に折り目をつけてそれを頼りにすれば、目を閉じていても線をまっすぐ引ける」という活動を通して、「その折り目のような人になってほしい」という言葉で、お話を締めくくられました。
今日の学習は、自分にできることは何かを考えられる貴重な時間になりました。森畑さん、ありがとうございました。
11月5日(金)は、愛媛県下で「児童生徒をまもり育てる日」でした。
校内では、午前中に緊急地震速報(Jアラート)を聞いてとっさに身を守る訓練が行われました。授業中でしたが、放送が流れると、どの教室でもあわてることなくすぐに机の下に身を隠し、ダンゴムシポーズで頭と体を守る行動がとれました。
また、午後は集団下校があり、地域の見守り活動にご協力いただきながら、登校班でまとまって安全な下校に気を付けました。
災害や事故は、いつ、どのような形で発生するか分かりません。日ごろから、自分の身を守る危機意識を持って生活することはとても大事です。保護者並びに地域の皆様、今後とも、児童一人一人の命を見守る活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
11月1日(月)、「111周年」を迎える新玉小学校恒例の、玉っ子遠足がありました。広い城山公園をめいっぱい使って毎年行われる、玉っ子班(縦割り班)での楽しい体験活動です。出発式が行われた朝は、真っ青な秋晴れの空に一筋の飛行機雲がくっきりと浮かび、まるで全校のみんなのやる気を表しているような景色でした。
6年生が、班のみんなをしっかり見守りながら、安全にゴールの城山公園まで連れて行ってくれました。
さて、全員が無事に城山公園に到着して、いよいよ各ブースに分かれてのお楽しみ体験活動です。青空俳句、青空サイエンス、青空ART、青空お話し会、青空昔の遊び、等々・・・班のみんなで相談しながら協力し合って楽しい時間を過ごしました。
昼前には、みんなで城山に登り、松山城の下でお弁当を食べました。青空の下、みんなで食べるお弁当は美味しかったね。
午後も、得点の高いカードを持ってる「隠密探し」のゲームや111問クイズに挑戦したり、班で「だるまさんがころんだ」で遊んだりして、班のみんなで楽しく遊びました。
実施後の感想では、「玉っ子遠足のおかげで仲良くなれた子がいたので、玉っ子遠足っていいものだなぁと感じました。」「遠足をきっかけに、あまり話したことがない人にも男女の別なく笑顔で楽しく会話できました。」「自分のことだけでなく、周りの友達のことも考えて行動できるようになりました。」と、一人一人貴重な学びがあったようです。
笑顔1番、仲良し1番、元気1番、トリプルワンで、今日は一日みんなで心に残る時間が過ごせましたね。
お忙しい中、活動に協力いただいた地域の皆さん、PTAお話し会「みちくさ」の皆さん、各ブースの講師の先生方、本当にありがとうございました。
見えないところでも努力し、思いやりの心をもって班のみんなをリードした6年生の皆さんも、お疲れさまでした!
4年生
4年生は、社会科「残したいもの伝えたいもの」で、郷土の文化について学習しています。
先週10月27日(水)と28日(木)、身近な歴史的文化財である校区の「山内神社」「朝日八幡神社」「大宝寺」の見学に行きました。
お社にありがたみを感じながら手を合わせたり、鈴を鳴らしてお参りしたりしました。
見学後の児童の感想の中には、「とても綺麗にされているので、地域の人たちから大事にされているんだと思いました。」という言葉がありました。地域の人々の手によって長い間残されてきた建物の様子を見て、より新玉が好きになったようです。