本校6年生の子どもたちは、昨年度、明治食育セミナーを受講し「発見!チョコレートの秘密」というテーマで、チョコレートができるまでの工程やチョコレートの歴史などを教えていただきました。
今年も同セミナーを受講し、今回は「希望のチョコレート」というテーマで、国際理解の視点でカカオの生産国である「ガーナ」の人々について考えました。
ガーナの人々が「困っていること」を解決するために、今何ができるのかという話合いのときには、先週のユネスコスクールDAYでの学習や今準備しているモザンビーク・カンボジア支援活動について考えたこと、SDGsの目標などと関連させながら、それぞれが自分の意見を述べました。
最後には、ガーナの人々にとっての「希望」であるチョコレートのプレゼントもあり、そこに様々な思いの込められていることを感じながら、食に関する学びを深めました。。
3年生
今日は「明治うがい手洗い教室」がありました。
マスクや手で覆わずにくしゃみをしたときの、飛沫の飛ぶ距離をメジャーを使って確認したり、正しい手の洗い方を教えていただいたりしました。
感染症予防に気を付けている今だからこそ、今日学んだことを忘れずに行動に移していきます。
正しい手洗いうがいを、日々の生活で習慣化することが大切ですね。
今日は、不審者が校舎内に侵入したことを想定した避難訓練がありました。
警察署員の方々の協力を得ての実施です。
対応に駆け付けた先生たちの動きや廊下から聞こえる大きな声に、子どもたちも少しびっくりした様子でしたが、各教室では、全校放送や学級の先生の指示を聞いて、落ち着いて避難行動ができました。
最後は、テレビ放送で、不審者から身を守るための「い・か・の・お・す・し」についても話を聞きました。
地震などの災害も、何の予測もなく起こります。子どもたち自らが、「自分の命を守るために、いざとなればどうすればよいか。」安全な避難の仕方を学び、正しく判断して危機を回避する能力を身に付けておくことはとても大切です。
今日は、5年生の学級で学級活動の研究授業が行われました。
題材は「サイコー学年プロジェクト~なりたい6年生に向けて~」。
学年も終わりが近づいている今の時期、やがて6年生からバトンを受け継ぎ、自分たちが最高学年になる5年生は、4月からの自分の姿をどのように思い描いているのでしょう。
この一年間で活動してきた6年生の写真を見ながら、自分の「なりたい6年生」に向けた目標について真剣に話し合いました。「今、自分がそのために頑張りたいこと」を意思決定してシートに書き込む姿は、とても頼もしく思えました。
5年生
5年生は、15の国(グループ)に分かれて貿易ゲームをしました。ゲームを通して、資産も違う、使える道具や資源も違う、人数も違う様々な国が一斉に製品(折り紙)を生産して売ることで、どんな問題が起きるのかを体験しました。
途中で製品(折り紙)の価格が大暴落したり、環境問題が起きて罰金が発生したり、ごみの不法投棄が起きたりと、ハプニングが次々発生する中、子どもたちは「収入・自然環境・救助」の何を最優先すべきか、議論する場面もありました。
ゲームの後、子どもたちはSDGs会議を行い、どんな問題が起きたのか、どんな気持ちになったのかを話し合いました。
「世界の格差があるのは、資源や資産の不平等があるからだと分かった。」
「資源を無駄なく使うことは難しいが、大切なことだと思う。」
「この不平等な貿易ゲームに似たようなことが、世界で実際に起きているのではないかと思った。」
「ごみを出さないために、製品を作ったからには使う責任があると感じた。」
など、SDGsの核心に迫る気付きがたくさん挙がり、子どもたちの心の敏感さを感じました。今日の学びをこれからの生活に生かし、いつまでも「気付き・考え・実行する」新玉っ子でいてほしいと思います。
ご協力いただきました、えひめグローバルネットワークのみなさん、愛媛大学のみなさん、本当にありがとうございました。