2月8日からスタートした新玉小110周年記念ウィークイベントの一つとして、正門の周りにイルミネーションの飾りが夕方17:00~19:00に点灯しています。(2月12日(金)が最終日です!!)
玄関には6年生が並べたキャンドルのイルミネーション(以前PTAの方々が修学旅行の帰校時に出迎え準備してくださったもの!)も・・・
夕方、学校の前を通る機会があれば、ぜひ一度正門近くを覗いてみてくださいね。おすすめは17:30~19:00の時間帯です。(※学校が休みの日は点灯していません。)
今年度は新玉小学校110周年の記念の年。その節目を記念して、6年生と運営委員会が中心になってイベントが企画されました。
コロナ禍で全校集会の実施が難しいので、校内掲示や動画や本作成、資料展示の他、バザーや宝くじなど全校のみんなが楽しめるイベントを多数準備して、2月8日~1月19日を「110周年記念ウィーク」として設定しました。
初日の2月8日は、全校バザー(全校児童に配布したチケットやわずかの募金で、6年生が手作りの品を販売する形、これまで7年間続いている伝統のイベント)や新玉小学校の歴史博物館展示が催されて、みんなワクワクの一日でした。
商品販売して集めた募金は、モザンビークや赤十字へ寄付します。
イベントを巡る手作りパスポートの表紙に書かれた、子どもたちからのあいさつ文:(一部)
「新玉小学校は明治44年に創立しました。・・・しかしその校舎は火災や戦争によって、燃えては建てるということを繰り返し、ようやく今の校舎になっています。110年松山を見続けている私たちの新玉小学校が、過去と未来をつないでくれる懸け橋となってくれることを願い続けています。この、2週間、みんなで楽しみましょう!」
「自分たちでできることを精一杯やろう」と頑張っている6年生や運営委員の意欲と熱意に、子どもたちのもつ大きなパワーを感じずにいられません。
5年生
2月5日(金)、5年生は、まちあるきで作った俳句の句会ライブを行いました。特別講師は、青野郁恵先生です。
選句する前に、よい俳句の選び方を教わりました。「その俳句の絵がかけるか」や「惹かれる言葉が入っているか」がポイントなのだそうです。句会の前に選んでいたものとは意見が変わった児童もたくさんいました。よい勉強になりましたね。
こうして6つの俳句が選ばれました。大賞には、「レンガ橋タイムスリップ冬の日に」という俳句が選ばれました。明治から残るレンガ橋を見て、時代のつながりを感じた児童の作品です。「タイムスリップ」という言葉に惹かれますよね。
児童の投票後には、先生賞としてさらに6つの俳句が選ばれ、みんなで鑑賞しました。選ばれなかった俳句も一通り紹介され、先生からアドバイスをもらいました。子どもたちは、休み時間や講演終了後にも先生のもとに集まり、時間いっぱい教わっていました。学ぼうとする姿勢がすてきですね。
青野先生、ご指導ありがとうございました。
2月4日(木)、毎週定期的に本校へ地域連携実習に来ている愛媛大学大学院生が、5年生対象に図画工作科の授業を行いました。大学からも先生が参観に来られました。
各学級2時間ずつ、スライムと紙粘土を混ぜたものでランプシェイドを作りました。先生が独自に考えた題材だそうですが、子どもたちは創作意欲満々でずっと集中して取り組んでいました。
「初めて体験したけど、ワクワクしながら自分のアイデアで作業を進められて、とても楽しかった。」との感想がたくさん聞かれました。
完成して下から光を入れたら、どんな世界が広がるかな・・・とっても楽しみです!
5年生
2月2日、5年生は明治28年10月2日にのぼさんが歩いた道を実際に歩いてみました。散策集に残るのぼさんが作った俳句と今の景色を見比べると、のぼさんが見た景色やその時の気持ちを想像することができました。商店街やお寺、愚陀仏庵跡などを巡って、今も残っているものや変わってしまったものを肌で感じました。
まちあるきから帰ってすぐに作った俳句を少しだけ紹介します。
「子規漱石 土手に座って 石投げる」
「線路ぞい さりゆく列車 春がすみ」
「鐘の音が 春を迎える 圓光寺」
どの俳句も情景が浮かんできて、すてきですね。金曜日には、講師の先生に来ていただいて句会をするので、作者はまだ秘密です。力作ぞろいなので、待ち遠しいです。
坂の上の雲ミュージアムのみなさん、市役所の環境モデル都市推進課のみなさん、圓光寺さん、薬師寺さん、ご協力いただきありがとうございました。
昨日2月2日(火)、来年度の新入生保護者対象に本校の入学説明会が行われました。例年なら子どもたちも来校し、1年生と交流する体験入学の時間もありましたが、感染症警戒期間中で感染防止のため、その交流活動の中止させていただきました。
コロナ禍で子どもたちの活動がまた制限されたことは誠に残念ですが、4月の入学式では、希望と夢膨らませ入学してくる新入生とのたくさんの出会いを楽しみにしています。
寒い中ご来校いただいた保護者の皆様、どうもありがとうございました。これからの約2か月間、新しいスタートに向けて、子どもたちの心と体の準備をどうぞよろしくお願いいたします。
5年生
1月29日(金)、5年生は「あらたま100年ものがたり」をテーマに、坂の上の雲ミュージアムの学芸員 伊藤彰規さんから、正岡子規や秋山兄弟、夏目漱石についてのお話を伺いました。中でも、正岡子規の最後の帰郷となった52日間のことを動画や写真を交えてくわしく教えてくださいました。夏目漱石と愚陀仏庵で過ごした時間は、子規にとっても漱石にとってもかけがえのない時間だったのだと感じました。
今週は、のぼさんが明治28年10月2日に歩いた散策ルートを実際に歩いてみます。目で見て、風を感じて、その場所の空気を吸ってみることを大切にしていたのぼさん。上京してからも、松山が好きで何度も松山に帰ってきていたそうです。のぼさんが見た景色を想像しながら歩きたいですね。
「人権を考える日」に実施した授業の紹介の続きです。今回は、4年~6年の各学級の子どもたちの学びをご覧ください。〇は各授業のねらい、写真下の「」は、授業後の児童の感想の一部です。
<4年>道徳「わかってくれて ありがとう」
〇 互いに理解し、尊重し合うことのよさに気付き、自分と異なる意見を大切にしていこうとする心情を育てる。
「自分の考えを伝えることができたら、伝えた方はすっきりするし、伝えてもらった方も新しい発見があったり、おたがいのちがいに気づくことができる。そして、それを認め合うことが大切だと思った。」
<5年>学級活動「権利の熱気球」
〇 自分が大切にしたい権利とその理由を発表し合う活動を通して、自分と違う考え方を尊重する態度を育むとともに、自尊感情を育てる。
「意見が分かれたけど、やっぱり人によって大切にしたいものや価値観などは、性格などと同じようにみんなちがうから、捨てるものを決めるのはやはり難しい。カードの内容はどれももっと大切にしようと思いました。心も健康に生きるための「人権」について真剣に話し合えてよかった。」
<6年>社会科「渋染一揆」
〇 「渋染一揆」について知り、不合理な差別を乗りこえようとした人々の思いや願いを理解し、自ら差別をなくそうとする態度を養う。
「死を覚悟しての一揆をおこした力は、すごいと思った。どんな人にも人権があって、それは尊重されなければいけないと、改めて思った。でも、今もまだ日本では、生まれや仕事などで差別が残っているのに驚いた。人をうわさやへん見で決めつけず、人権をもつ一人の人間としてみなければならないと思った。私も、まずは身の回りにいる友達と、誰とでも仲良くすることから始めたい。」
<3年>
道徳「ドッジボール大会」
〇 偏見をもたないことの大切さに気付き、誰に対しても分け隔てをしないで、公正、公平な態度で接しようとする心情を育てる。
「男女関係なく行動して、決めつけてはいけないとあらためて思いました。なんでも見た目で決めつけず、なかよくしたいです。」
道徳「卓球は4人まで」
〇 友達を大切にすることのよさについて考えを深め、友達とよりよい関係を築いていこうとする心情を育てる。
「何かをするとき、得意な人がいたらもり上がるし、みんなでやればとても楽しくなる。友達とよりよい関係をつくるには、みんな仲間に入れて楽しくやるほうがいいと思いました。」
道徳「悪いのは私じゃない」
〇 不公平な態度で周囲に接することがいじめにつながることに気づき、誰に対しても公正、公平な態度で接しようとする心情を育てる。
「人をいやになったら、人のだめなところしか見れなくなてしまう。れなさんは、いじめられて自分の何がいけなかったか思いなやんでいるんじゃないかと思いました。これからは、どの人のいいところも見られるようになりたです。」
あらたま学級
学級活動「いいところさがし」
〇 友達のよいところに気づき、相手を大切にしようとする態度を養うとともに、自分のよいところも気づき、自分を好きになる気持ちを育てる。
「友達のいいところをたくさん見つけることができました。友達が言ってくれた自分のいいところもなくさなように、これからもがんばりたいです。」
道徳「しあわせのバケツ」
〇 周りの人のために自分にできることを考える活動をとおして、自分のよさに気づいたり、他者を大切にしながら生活しようとする心情を高めたりする。
「ぼくは、前のユネスコスクールDAYを思い出しながら、この授業をとおして、世界中のみんなに幸せになってほしいと思いました。まわりの人に、まずやさしく声をかけて、それからじゅんじゅんと広げていくといいなと思います。」
※次回は、4年・5年・6年の授業を紹介します。
昨日27日(水)に行われた、人権に視点を当てた授業の様子を紹介します。
今日は、1年、2年、3年、あらたま学級の紹介です。授業のねらい(〇)や授業後の児童感想の一部もあわせてご覧ください。
<1年> 道徳「くりの実」「はしの上のおおかみ」
〇 優しい気持ちをもち、相手の立場に気づいて、すすんで親切な行動をしようとする心情を育てる。
「2こしかないくりのみを、うさぎが1こきつねにあげて、やさしいなとおもいました。ぼくもきつねみたいに、こまっている人をたすけます。人のためになることをつづけていきたいです。」
「おおかみが、小さいどうぶつにやさしくしたから、このあと小さいどうぶつたちもしんせつのおかえしをしたくなったとおもう。しんせつは、つながっていくんだとおもった。」
<2年> 道徳「およげないりすさん」
〇 友達と仲良く遊ぶことや、友達のことを考えて助け合うことの大切さを感じ、実践しようとする心情を育てる。
「自分とちがうあい手のよさをみとめて、仲間はずれにしないことがだいじだと思った。」
「みんな、とくいなこととふとくいなことがあるから、あい手のよさに気づくことが大切だと思います。」