10月29日(金)、「子供のための文化芸術鑑賞・体験支援事業」で、全校で東京の劇団「トマト座」の演劇(ミュージカル)を見に行きました。会場は新玉小学校のすぐ隣、松山市総合コミュニティセンターでした。移動に時間がかからないため、会場での密を避け感染予防対策で1・2・3年生と4・5・6年生対象にそれぞれにグループを分けて、2回に分けて公演していただきました。子供たちの中にはキャメリアホールに初めて入った!という子もいて、段々になっている客席や舞台の広さに驚いている様子も見えました。
演目は「オズの魔法使い」です。「新玉小学校のみなさん!」という呼びかけに会場がシーンとして、さあ始まり始まり。
本当の知恵と心、勇気を求めてドロシーと愉快な仲間たちが繰り広げる楽しいステージに、子供たちは笑ったりしんみりしたり、どんどんお話の世界に引き込まれていきました。役者さんたちの遠くまで届く声や表情の豊かさに触れ、表現する楽しさや素晴らしさを味わったようでした。舞台の仕掛けや音楽、照明等を間近に見たり感じたりすることができ、とてもいい経験になりました。朝から楽しみに学校に来ていた子たちもたくさんいて、玉っ子にとってほんわかしたいい一日となりました。
5年生
10月25日の月曜日、5年生はまちあるきをしました。
圓光寺で、のぼさんが句会をしていたというお話を伺った後、坂の上の雲ミュージアムの方々と一緒にのぼさんが明治28年10月2日に歩いた道をたどり、子規の家があった場所やおじいちゃんの家、夏目漱石と一緒に過ごした愚陀仏庵跡などをめぐりました。句碑もたくさんあり、普段何気なく通っている道にものぼさんの足跡がたくさん残されていることを感じました。
途中、石手川の土手にある広場では、青野先生に俳句の作り方のポイントや季語を教えていただきました。「枯れ草」や「時雨」、「秋雨」など、その時の様子を表す素敵な言葉に出会えました。あいにくの雨でしたが、雨の日ならではの俳句を作ることができました。途中、大正時代から残されているトンネルをくぐり、「のぼさんもここを通ったのか~」という声が聞こえてきました。当時とのつながりを肌で感じた児童もいたようです。
木曜日には、まちあるきの経験から作った俳句を並べ、句会ライブをしました。青野先生からよい俳句のポイントを教わった後、子どもたち一人ひとりが気に入った俳句を選び、投票しました。
最高得点賞に選ばれた俳句は、M.Sさんの「愚陀仏庵 何度も秋こえ 駐車場」でした。愚陀仏庵が、今は駐車場になってしまったさみしさを素直に表現した俳句ですね。
先生賞には、「しぐれ道 道をゆすって 感謝され」O.Kさん、「見上げると 木の実ついばむ 鳩三羽」T.Tさん、「銀杏散る 子規ゆかりの地 かわりはて」I.Aさん、「かさ当たり みんなで探す ひょんの実や」O.Kさんが選ばれました。手直しをしたらよいポイントも教えてもらったので、これから練り直して完成させます。
歩いて感じて表現して・・・まさに生きた学習になりました。ご協力いただいた先生方、本当にありがとうございました。
10月26日(火)、さわやかな秋晴れの下、ニンジニアスタジアムにて松山市総合体育大会(第75回陸上の部)が行われました。本校からも、22名の選手が出場し、より速く、より高く、より遠く、自己ベスト記録を目指してそれぞれが練習の成果を発揮し、全力で頑張りました。
女子リレーをはじめ、走り幅跳びや60mハードル走で入賞し、県大会への出場が決まるなど大健闘した選手もいます。
出場した選手の皆さん、大会に出なくても放課後練習に参加した皆さん、これまで毎日努力を続けてきたことや指導していただいた先生への感謝の気持ちを忘れず、また次の目標をもって頑張ってくださいね。
2年生
2年生が生活科の時間に「うごくおもちゃ」を作りました。
風のちから、ゴムのちから、磁石の力、おもりの力、いろいろな力を使って、工夫して作りました。
工夫して、改良を重ね、大切に作ったおもちゃです。
2年生の思いがたくさんつまっています。
「このおもちゃを使って、おもちゃパーティーをしたいな」
「1年生も招待したいね」
子どもたちの思いがどんどん広がります。
そこで、1年生と一緒に楽しくおもちゃパーティーをしました。
「今日は、よろしくね」縦割り班の1年生と、あいさつをします。
いろいろなおもちゃのコーナーがあります。
1年生に優しく、教えてあげています。
1年生もとっても楽しそうです。
最後は「つながるタイム」で、今日の感想を伝え合います。
1年生は、こんなところが楽しかったよ。と2年生に伝えてくれました。
2年生は、来てくれてありがとうの気持ちを伝えます。
あっという間の1時間。
去年はできなかったおもちゃ大会ができて、大きな経験になったことと思います。
2年生
2年生です。
図画工作科の時間に新聞紙を使った造形遊びをしました。
新聞紙を使って、どんなことができるかな?
「長くつなげてみたらどうかな」
「びりびりに破いて、上からふらせてみたいな」
「ひみつきちをつくりたい」
「すてきなお洋服をつくりたいな」
いろいろ、楽しい意見が広がります。
どんどん思いがつながって、作業の手がとまりません。
とっても楽しいね!もっともっとやりたいな!
教室や体育館が楽しい空間に変身していきます。
まだまだやりたい!お家でも見せてあげたい!
子どもたちの思いが止まりません。
たくさんの子どもたちが目をきらきらさせて、活動を楽しみました。
新聞紙とたくさん仲よくされましたね。
10月23日(土)は人権・同和教育参観日でした。ちょうど先日感染症縮小期に入ったところで、今回が2学期最初の授業参観です。
朝はテレビ放送による人権集会で、家族で作った人権標語の発表や6年生が編集したいじめに関する詩の紹介があり、どの発表も心に響く素晴らしい作品で、全校で「いじめをなくすために、今何が大切か」を真剣に考える場となりました。
1時間目は1・3・5年生、2時間目は2・4・6年生の授業参観です。
みんなが笑顔になるために自分たちはどうすればよいか、各教室で話し合いました。
☆1年道徳「くりのみ」(学年合同)
☆2年学級活動「いいところさがし」、道徳「とおるさんのゆめ」「およげないりすさん」
☆3年道徳「ドッジボール大会」「卓球は4人まで」「悪いのは私じゃない」
☆4年道徳「仲間だから」「プロレスごっこ」「プレゼント」
☆5年学級活動「知ってますか?インターネットにひそむこわさ」
☆6年道徳「渋染め一揆」
☆あらたま学級 道徳「はしの上のおおかみ」学級活動「いいところさがし」
そして、授業の後は中谷匡さんの講演「地球の上に生きる」です。
これまで80以上の国を旅して出会った人々の様子を、写真や動画で紹介しながら 、生きることの意味や命の大切さを熱く語っていただきました。中谷さんの強い意志と行動力から「自分もまわりの人の命も大切にすること、自分らしく前向きに生きること」について深く学ぶことができました。みんな真剣に聞いて、1時間があっという間でした。保護者の方には、体育館で、オンライン視聴していただきました。
ご来校いただいた保護者並びに学校評議員の皆様、本日はご参観いただき誠にありがとうございました。ぜひご家庭でも、参観授業や講演内容をきっかけにして、いじめや差別の問題など人権について家族で話し合ってみてください。
5年生
5年生は、総合的な学習の時間で「あらたま100年ものがたり」という学習をしています。新玉地区の魅力を見つけ、発信していく活動です。
その第一歩として、松山出身の俳人・正岡子規(のぼさん)について学んでいます。昨日は、坂の上の雲ミュージアムの方を講師としてお招きし、のぼさんが残した「散策集」について教えていただきました。他にも、正岡子規を主人公とした小説「坂の上の雲」のお話や松山の歴史、戦争のことなど幅広いお話を伺い、児童は興味津々で聞いていました。振り返りのプリントには、「正岡子規と夏目漱石の絆が深いことが分かった」、「(戦争中に)ロシア人が大街道を歩いていて驚いた」、「どんな俳句を作ったのか知りたい」など考えたことや気になることがしっかり綴られていました。これからの学習につながるよい機会になりました。
来週には、正岡子規が明治28年10月2日に散歩した道を歩いてみます。のぼさんは、何を見てどんな俳句を作ったのか、当時とのつながりを感じながら歩きたいですね。
10月20日(水)朝、運動場に全校児童が集まり、26日実施予定の市内陸上総体に出場する選手の壮行会が行われました。
選手一人一人の紹介や決意発表の後、それぞれが出場する競技の紹介もありました。選手の技の披露を見学し、児童からは「すご~い!」「わぁー!」との歓声と拍手が沸き上がりました。
全校で応援の拍手を送り、最後に選手が「ベストを尽くしてがんばってきます。応援ありがとうございました。」としっかりした声でお礼の言葉を返しました。
少し寒かったけれど、全校で一つになってみんなの心が温かくなった時間でした。
先週、10月14日(木)朝、玉っ子集会が、本校で恒例の「あらきゅんテレビ111」の時間にテレビ放送で行われました。
テーマは「めざせ玉っ子!パーフェクトトリプル1(111)」で、最近学校全体であいさつの元気がなくなってきている、と感じた運営委員会の人たちの提案で企画されたものです。
まず、新玉小の[あいさつ玉]の光が失われている、というストーリーで編集された自作動画を全校で見ました。そしてその後、各学級で緊急会議を開こうとの呼びかけがあり、①「あいさつってどうしてやらないといけないのだろう」②「わかっているのに、挨拶ができないのはなぜかな」という柱で、各クラスで話し合う時間を持ちました。
それぞれがまず自分で考え、次に近くの人と、または学級全体で話し合いました。低学年の学級には、あいさつ隊の6年生が出向き、話合いをリードする場面も・・・みんな真剣に話し合いました。
またスタジオには、各学年の代表者が集まり、学年を超えて意見を出し合うようすを公開しました。なるほどと思える意見がたくさん出て、集会を通して、あいさつをテーマに真剣に考えたとても貴重な時間となりました。
今後は、頑張りカードで一人一人があいさつについて意識を高めます。
今回は自分たちの生活を見つめ直すよいきっかけとなった集会でした。集会の運営に携わった運営委員会の人やあいさつ隊のメンバーの皆さん、お疲れさまでした。新玉っ子のやる気がさらに高まり、元気な挨拶の声が響きわたることをこれからも期待しています!
今朝は放送朝会があり、校長先生の話で絵本の紹介がありました。
童謡「ぞうさん」などの詩を書いたまどみちおさんの、「まどさんからの手紙~子どもたちへ」という絵本です。図書館支援の先生に朗読していただき、心のこもった読み語りで、全校のみんなは真剣な表情で静かに聞いていました。
この本にはとても大切なことが書かれていて、その一部は、本校の玄関にも何年も前から掲示されています。
まどさんが、小学生のみんなにどんなメッセージを伝えたかったのか、読み終わった後、一人一人がじっくり考えてみました。
読書の秋です。みんなじっくりと本を読むことに挑戦しましょう。