5年生
5年生は、15の国(グループ)に分かれて貿易ゲームをしました。ゲームを通して、資産も違う、使える道具や資源も違う、人数も違う様々な国が一斉に製品(折り紙)を生産して売ることで、どんな問題が起きるのかを体験しました。
途中で製品(折り紙)の価格が大暴落したり、環境問題が起きて罰金が発生したり、ごみの不法投棄が起きたりと、ハプニングが次々発生する中、子どもたちは「収入・自然環境・救助」の何を最優先すべきか、議論する場面もありました。
ゲームの後、子どもたちはSDGs会議を行い、どんな問題が起きたのか、どんな気持ちになったのかを話し合いました。
「世界の格差があるのは、資源や資産の不平等があるからだと分かった。」
「資源を無駄なく使うことは難しいが、大切なことだと思う。」
「この不平等な貿易ゲームに似たようなことが、世界で実際に起きているのではないかと思った。」
「ごみを出さないために、製品を作ったからには使う責任があると感じた。」
など、SDGsの核心に迫る気付きがたくさん挙がり、子どもたちの心の敏感さを感じました。今日の学びをこれからの生活に生かし、いつまでも「気付き・考え・実行する」新玉っ子でいてほしいと思います。
ご協力いただきました、えひめグローバルネットワークのみなさん、愛媛大学のみなさん、本当にありがとうございました。