数日前のある朝の時間、1年生の教室の前を通りかかったとき、あまりに静かなので中を覗いてみますと・・・子どもたちは机上のタブレットパソコンに向かい、朝のドリル練習をしていました。子どもたちは、それぞれ自分の課題に沿って、漢字や計算練習に夢中で、手遊びやおしゃべりをしている子は誰一人いません。1年生といえども、抵抗感なくICTを活用し、一生懸命集中して取り組み学習を進めている姿を見たとき、大きな時代の流れを感じました。
今年度、市内の学校でもGIGAスクール構想が進み、一人1台のタブレットパソコンが整備されました。PC端末は、鉛筆やノートと並ぶ必須アイテムです。もはやこの環境は学校の「スタンダード」であり、特別なことではなくなっています。ICT活用により、子どもたちが未来社会を自立的に生き、社会形成に参画するための資質・能力を確実に身に付けていけるよう、正しい情報処活用能力の育成について、これまで以上に重要視しなければなりません。